ごあいさつ

 

                         理事長 花村有利子

 

 松本市聴覚障害者社会参加支援協会は“聞こえなくても気持ちよく暮らせる社会”をめざして、平成16年7月12日に特定非営利活動法人としてスタートしました。特定非営利活動法人になった理由は、「私たちは、聴覚障害者の福祉向上・社会参加をめざして、様々な専門機関と力を合わせて、社会的に責任の重い活動をしているが、任意団体では社会の中で責任を果たせる団体とは見てもらえない。社会的に認めていただいて、社会から信用を得て活動を進めていくためには、法人格を取得する必要がある。」と考えたからです。

 

 定款では、目的として『市民に聴覚障害者の生活と権利の制約に対する正しい理解を広め、聴覚障害者の福祉向上・社会参加・社会的自立を実現するために、聴覚障害問題に関する学習や事業を行い、社会及び聴覚障害者への啓発に寄与すること』を掲げています。現在は、『聴覚障害者が安心して医療を受けられる環境づくり』『聴覚障害者の緊急・災害時の安全確保等環境作り』『聴覚障害者の情報保障と情報バリアフリー』『身体障害者福祉施策におけるデイサービス事業「デイサービス陽だまり」(地域生活支援事業)』『字幕・手話広報作成事業』『聴覚障害者生活訓練事業』を実施、また聴覚障害だけでなく全障害を対象に、『障害者総合支援法に基づく特定相談支援事業「相談支援センターあすなろ」』も実施しています。

 

 任意団体の時代も含めて約40年間にわたり、様々な活動・事業を展開してきました。2016年4月に「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(いわゆる「障害者差別解消法」)が施行されて以降、私たちが社会に向かって情報発信して進めてきたことが、社会に広がりつつあることを強く感じています。合理的配慮について社会の皆さまが考え始めている今こそ、“聞こえなくても気持ちよく暮らせる社会”をめざして活動・事業を進めていきたいと考えています。「差別」とか「平等」とか言葉にすると堅苦しくなってしまいますが、「一度っきりの人生だから、障害があっても活き活きと気持ちよく暮らしたい!」と声をあげて、社会の共感を広げていきたいです。

 

 特定非営利活動法人松本市聴覚障害者社会参加支援協会のことを知っていただきたいと思います。

よろしくお願いいたします。