■災害に関する活動

聴覚障害者の緊急・災害時の安全確保等環境づくりをめざして活動をしています。 

 聴覚障害者の119番通報バリアフリーをめざすとともに、緊急時・災害時の安全を確保するために、

 災害防災情報システムの充実、情報保障の確立をめざして、関係機関へ提言を行なっています。 


【緊急・災害時に安心して避難するために】

聴覚障害者が防災意識を高めるために緊急災害講座を開催しました。

自分たちが学習をして力を付けて自助につなげます。

 《これまでの講座内容》

 非常持出品と非常食、地震体験車体験、

 災害伝言板サービス模擬体験、消火訓練、

 文字情報イラスト付きAED体験、等

☜写真は、2006(平成18)年、地震体験車体験学習会

 


【字幕・イラスト付きAED】

救急時に、自分自身や身近な人々の命と健康を守るために、基礎的な救命技術を繰り返し学べるようにと、何度も救命講習会を開催してきました。AEDの体験もその1つです。

音声でガイドするAEDは、聴覚障害者にとって使いにくいため、聴覚障害者でも自立して使用できる、見てわかる説明付きのAEDがほしいという要望が出され、2013(平成25)年6月に、

字幕・イラスト付きAEDが導入されました。音声に加えて液晶画面にイラストと文字が表示され、聴覚障害者にとっても操作方法がわかりやすいものとなりました。

              字幕・イラスト付きAEDの画像☞

2020年(令和2)年現在、松本市総合社会福祉センター1階集会室に設置されています。

 


【『聞こえません』ゼッケン】

「聴覚障害を表示するもの」を常備したいと聴覚障害者から要望がありました。 

2010(平成22)年、社会福祉法人長野県共同募金会配分事業に申請して配分を受け、ゼッケン、腕章、たすき、はちまき等を試作しました。試着していただいてアンケートを実施した結果、ゼッケン(かぶる形)に決定しました。

2011(平成23)年、緊急災害講座を開催して希望する聴覚障害者に『聞こえません』ゼッケンを配付しました。

さらに、松本市、塩尻市、安曇野市、松本ろう学校に配付しました。            写真は、『聞こえません』ゼッケン☞