「第7回 フォーラムみんなが気持ちよく暮らせる社会」を開催しました。
当日は、ご来賓の皆さま他多くの方にご来場いただき、活発な意見交換を行うことができました。
開催にあたりご支援くださいました諸団体様、ご参加くださいました皆さまに心より感謝申し上げます。
【式典】
ご挨拶
特定非営利活動法人松本市聴覚障害者社会参加支援協会 理事長 花村有利子
本日ここに「フォーラムみんなが気持ちよく暮らせる社会」を開催することができました。
松本市、松本地区ライオンズクラブ、松本市社会福祉協議会、他諸団体の皆様のご支援をいただきましたおかげと、心より感謝申し上げます。
「フォーラムみんなが気持ちよく暮らせる社会」は、障害のある方、とりわけ聞こえない、聞こえにくい人が抱えている問題について、市民の皆さまと一緒に考え、連携していきたいと願って開催しております。今回のテーマは「聞こえないと、どんなとき困る?〜聞こえるあなたにできることは?〜」としました。聞こえない、聞こえにくいと、どのようなとき、どのような場所で、どのようなことで困るのか?
私たちが暮らしている社会は、聞こえる人が大多数で、音や声によって知らされる情報があふれています。その音や声が、聞こえない、聞こえにくいのです。聞こえないことによるたくさんの不便と、関連するたくさんの不利益は数え切れません。
具体的に「困っている」状況を見ていただいて、一緒に実感していただきたいと考えて、場面設定して劇風に発表することにいたしました。「電車」「タクシー」「避難所」の3場面です。ご覧いただいて、伝え方を一緒に考えてみてください。劇を楽しみながら考える機会にしていただければ幸いです。
今日ここにおいでいただきました皆さまに、心より感謝申し上げ挨拶といたします。
ご祝辞
松本市健康福祉部長 加藤琢江様
松本市健康福祉部長の加藤琢江と申します。
本来は、松本市長 臥雲義尚が出席しお祝いの言葉を申し上げるところですが、所用で出席できないため、祝辞を代読させていただきます。
本日は、「第7回フォーラムみんなが気持ちよく暮らせる社会」が盛大に開催されますことに、心からお祝い申しあげます。
日頃から、松本市聴覚障害者社会参加支援協会の皆様には、松本市の障がい福祉行政について、ご理解、ご協力を賜るとともに、障がいのある方の福祉向上、社会参加等にご尽力いただいていますことに、深く敬意と感謝を申し上げます。
本日のフォーラムのテーマは、「聞こえないと、どんなとき困る?〜聞こえるあなたにできることは?〜」と伺っています。本日、様々な場面で聴覚に障がいのある方が直面するバリアや、より良い伝え方について考え、その伝え方を覚えることで、障がい福祉への関心や理解がより深まることを期待しています。
さて今年は、6月に手話施策推進法が施行され、11月には日本で初めてデフリンピックが開催されるなど、聴覚に障がいのある方たちを取り巻く状況に大きな動きがあった一年ではないかと思います。
松本市としては、これからもより一層、障がいのあるなしに関わらず、互いに個性や人格を認め合い、活躍できるような共生社会を目指していきます。
結びに、このフォーラムが、聴覚に障がいのある方の社会的自立や誰もが参加できる社会づくりの大きな一歩となることを期待するとともに、松本市聴覚障害者社会参加支援協会の益々のご発展、ご来場の皆様のご多幸を祈念しお祝いの挨拶といたします。
令和7年11月30日 松本市長臥雲義尚代読
ご祝辞
社会福祉法人 松本市社会福祉協議会 常務理事 村山 修様
皆さんこんにちは。ご紹介をいただきました松本市社会福祉協議会 常務理事の村山 修です。小林会長が出席叶いませんので、代わりまして、私から、一言ごあいさつ申しあげます。
まずは、本日、このように盛会に「第7回フォーラムみんなが気持ちよく暮らせる社会」が開催されますこと、心よりお慶び申し上げます。また、皆さま方には、聴覚に障がいのある方々の社会参加・社会的自立に向けた活動をされるとともに、当会の事業推進に、多大なるご支援を賜りまして、心から感謝を申しあげ、敬意を表する次第でございます。
さて、私たち松本市社会福祉協議会は、現在、令和8年度からの、「第5期地域福祉活動計画」の策定に取り組んでいるところです。計画策定にあたっては、第4期の重点目標の一つ、「障害のある方も気軽に参加できる集いの場」について、さらなる充実を図るため、課を越えて意見交換をしていて、結果、当会が目指す「誰もが安心して暮らし続けることができる、福祉のまちづくり」の実現に着実につなげていきたいと考えています。
本日のフォーラムでは、「聞こえないと、どんなとき困る?〜聞こえるあなたにできることは?」をテーマに、幾つかの場面を設定し、話し合いを行い、併せて、伝え方について考える、とうかがっています。これらの取組みにより、フォーラムの目的である、聴覚障害をお持ちの方々の福祉向上、社会参加、社会的自立がこれまで以上に促進されることを願っています。当会といたしましても、その一助になるよう、皆さま方とともに、積極的に福祉の向上に取り組んでまいりますので、引き続きのお力添えをお願い申しあげます。
結びに、松本市聴覚障害者社会参加支援協会をはじめ、関係の皆さま、また、本日ご参会の皆さま方の、ますますのご健勝・ご活躍を祈念申しあげまして、お祝いの言葉といたします。
本日は誠におめでとうございます。
ご祝辞
松本深志ライオンズクラブ 献眼・献血・薬物乱用防止委員長 服部公威様
本日は、「第7回フォーラム みんなが気持ちよく暮らせる社会」が盛大に開催されますことを、心よりお祝い申し上げます。
また、主催の松本市聴覚障害者社会参加支援協会の皆様をはじめ、関係各位の皆様に深く敬意を表します。
皆様におかれましては、長年にわたり聴覚障害者の社会参加や自立支援、医療環境の整備、災害時の安全確保など、誰もが安心して暮らせる地域づくりにご尽力されており、そのたゆまぬ努力に心より敬意を表します。
私たちライオンズクラブは、「We Serveーわれわれは奉仕する」をモットーに、地域社会と共に歩む奉仕団体として、世界約200の国と地域で活動しています。
国際的には、小児がん・糖尿病・視力・環境・飢餓・災害支援・人道支援・青少年育成の8つを重点分野として取り組んでいます。
国内においても、「献血・献眼・献腎」の三献運動をはじめ、災害復興支援、環境保全、フードドライブ、青少年健全育成など、地域の実情に応じた多様な奉仕活動を続けております。
これらはすべて、人々が健やかに、安心して暮らせる社会の実現を目指す取り組みです。
松本地域には、松本・松本アルプス・松本中央・松本深志の4クラブがあり、それぞれの特色を生かしながら、地域のニーズに寄り添った奉仕を実践しています。
これからも4クラブが力を合わせ、地域の皆様と共に「気持ちよく暮らせる社会」の実現に向けて取り組んでまいります。
本日のフォーラムが、理解と共感の輪をさらに広げ、より温かな地域づくりにつながりますことを心より願っております。
結びに、松本市聴覚障害者社会参加支援協会のさらなるご発展と、ご参会の皆様のご健勝、ご多幸をお祈り申し上げ祝辞とさせていただきます。
【聞こえない人が困っていること〜場面別に考えてみよう〜】
「今回のフォーラムの内容をどうしようか?」
聞こえない、聞こえにくい人が日常生活の場でどんなことに困っているのか、聞こえる人は何ができるのか。
事例をあげて皆さんと一緒に話し合う場にしようということにしました。
聞こえる私たちに何ができるのか、何をしたらいいのか、一緒に考えたいと思います。
【電車で】
車内アナウンス:お客様にご案内いたします。この列車は煙が発生したため本日の運転を取りやめます。ご迷惑をおかけしますが、5番ホームにお並びの上後続の列車にお乗り換えください。
「聞こえる」乗客は、アナウンスを聞いてすぐに5番ホームに移動していきました。
「聞こえない」乗客は、状況が分からないまま一人取り残されてしまいました。
☆どうしたら良かったのでしょうか?
【避難所で】
館内放送:お知らせします。ただいまからおにぎりとお茶を配ります。受付まで取りに来てください。
「聞こえる」人たちは、放送を聞いてすぐにおにぎりをもらいに行きました。
「聞こえない」人たちは?
『あれ?おにぎりをもらえるみたいだよ』『行ってみようよ』『えっ!もう何も残ってない!!』
☆どうしたら良かったのでしょうか?
【タクシーで】
「聞こえる」乗客の場合
運転手:お客さん、この先工事中で通れないので迂回して行きますね。
乗客:工事中か。遠回りすると少し料金が高くなるけど仕方ないね。
「聞こえない」乗客の場合
運転手:お客さん、この先工事中で通れないので迂回して行きますね。あ、聞こえないのか。しょがないな。
乗客:『あれ?ちょっとちょっと、運転手さん、そっちじゃないよ。こっちこっち!』
(なんだか訳が分からないうちに遠回りされてしまった! 一体どういうこと?)
☆もしも運転手さんが手話で伝えてくれたら? 書いて伝えてくれたら?
運転手:この先 工事中 行かれない 遠回りする
乗客:『へえ、この先工事しているんだね。遠回りしていくのか。分かりました。お願いします。』
【手話を覚えましょう】
駅・電車・停まる・遅れる・乗り換え・煙
避難所・受付・弁当・おにぎり・水・ペットボトル・配る
タクシー・工事中・迂回・運転手・聞こえない
【意見交換】
☆会場の皆さんから、様々なご意見をいただきました。
司会者:どうぞ前に出て、皆さんにお顔を向けてお話しください。手話通訳が付きます。
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